30代になるといきなり体が重く感じてきませんか?
20代のころには全然気にしなかったおなか周りが、急に出てきたような感じがしてきます。
このまま放っておいたら、40代にはビール腹の中年になってしまう!と危機感を覚えることでしょう。
今のうちになんとかして、スリムでダンディな中年になりたい。そう思いませんか?
スリムな体こそ、モテる男性の最低ラインと言っても過言ではありません。
この記事では、痩せにくいとされる30代の男性でも絶対痩せる方法を紹介していきます。
以下の通りに解説していきます。
- 食べないことが絶対に痩せる方法
- 30代が痩せづらいのは20代の感覚が残るから
- 「1日3食食べなきゃいけない」は思い込み
- 食べないことは健康にもいい
- 食べないことで美しくなる
- 1日1食の実践者
- ぼくの1日1食
- 1日1食の疑問・不安
食べないことが絶対に痩せる方法
絶対に痩せる方法はただ一つ。
食べないことです。
確実に、絶対に痩せる方法を望むなら、この方法以外ありません。
「イヤそんな当たり前のことはいいから楽な方法を紹介しろ!」と言われそうですが、あえて言います。
ぼくは確実に効果の出る方法以外は紹介しません。楽でぼくが儲かる方法でも、痩せられない方法なら紹介しません。
運動はよくある方法ですが、運動は継続させる必要もあり、今までその習慣がなかった人がいきなり始めても続けるのは難しいです。
また、運動して痩せるというのは実は非効率なのです。意外に運動ではエネルギーを消費しません。プロスポーツ選手のように、毎日みっちり体を動かしているならともかく、普通のサラリーマンではそうはいきません。
また、「痩せたいならこれを食べよう!」という商品も多くありますが、それも食べないほうがいいです。
そもそも食べたら痩せるという謡い文句は、景品表示法において不当表示なので信じてはなりません。→消費者庁「健康食品の表示について」
何を食べるか、ではなく、何も食べないことこそが絶対に痩せる、間違いのない方法です。
しかも、食べないことは痩せる以外にもたくさんのメリットがあるんです。
とはいえ、そんな簡単に食べないで済むなら誰も苦労しない!と思われますよね。
唐揚げ、ステーキ、豚肉の生姜焼き、あんぱん、メロンパン、ポテトサラダ、スパゲッティ、煮込みうどん、かつ丼…おなかが空いたら食べたいと思うのは当たり前です。
人間、食べなかったら生きていけない。それが常識…と思い込まされています。
そんなことはないんです。食べなくても人間はちゃんと生きていけます。
「でも食べないのは体に悪いでしょ?」という疑問もあるでしょう。
その疑問にも最後に答えていますので、このまま最後まで読み続けてみてください。
30代が痩せづらいのは20代の感覚が残るから
「俺はまだまだ若い。20代のままだ!」
と思っていませんか?
残念ながら、身体は確実に30代になっています。衰えています。
しかし心はそういった事実を否定します。誰しも自分が老いたとは認めたくないからです。
それにより、自分が30代になったことを受け入れず、20代のままだと勘違いする。そして20代のころと同じ生活習慣を続けてしまいます。
ですが体は確実に30代です。20代と比べて新陳代謝は下がり、筋肉量は落ち、関節も弱くなっていきます。
20代のころにできた運動は出来なくなりますし、同じ食べ物を食べても使うエネルギー量が落ちているので、その分脂肪として溜まりやすくなる。
変化した自分は受けづらいです。それが老いともなればなおさら。ですが、その受け入れられない心の状態が、肥満をもたらすのです。
ぼくが感じる30代になってからの変化
ぼく自身30代になったとき、「こんなにも体が変わるのか!?」と驚きました。
- 腰やひざの関節の痛みが出やすい
- その痛みがすぐに取れず、一週間以上長引くことも
- 筋肉痛が2~3日遅れ
- 食べられる量が減った
- 油ものを食べるといつまでもおなかに残っている感覚がある
これらの項目は体が老いるとよく感じる変化と言われていますが、まさか自分で実感するとは思いもしませんでした。
「30代になって今までどおりだとまずい」と周囲から聞かされていましたので、これがそうなのかと納得したものです。
幸いといいますか、ぼくの周囲には悪い意味でのお手本がいたおかげで、30代になってからの生活スタイルを見直すことができました。
その悪い意味でのお手本になった方は、20代のころはぼくと同じくらいの標準体型だったそうです。それが30歳を過ぎたあたりから徐々にお腹回りが大きくなっていき、今では階段を一段一段上らなくてはいけないほどになってしまいました。今は体重は三桁あるとか…
もしあなたの周囲に、「昔は痩せてたんだけどな~」という方がいましたら、それが将来のあなたの姿だと思いましょう。何も生活スタイルを変えずに行けばこうなるのだと、自分を戒めるチャンスでもあります。
1日3食食べなきゃいけないは思い込み
そもそも1日3食はいつから始まったでしょう?
実は1日3食はここ最近、わずか100年足らずで生まれた習慣です。
約90年前の1935年、国立栄養研究所の佐伯矩医学博士が一日三食を提唱しました。
「日本男子が一日に必要とするエネルギーは2500~2700カロリー」であるとし、そのためには2食では足りず、3食食べなくてはならないとしたものです。
しかし、そもそも2500~2700カロリーとは本当に必要なんでしょうか?
長らく健康やダイエットのために一番だといわれてきた「カロリー制限」ですが、私が知るかぎり、カロリー制限の優位性を示すエビデンスは、医学界には存在しません。
みなさんが信じてきたカロリー神話は、いわば迷信なのです。
引用元:PRESIDENT Online“カロリー制限でやせられる”は迷信だった
このように、カロリー制限が健康に良いとされる研究報告はありません。
ということは、カロリーをもとにして食べる量を計算すること、それ自体に間違いがあるということです。
ですから、カロリーを根拠にして食べる量を計算することに正当性がないのです。
事実、食べないで生きている人は世界中にいます。食べたとしても、1日1食という人もざらにいます。
そういった方々は医学会や栄養学会からは理解不能とされています。もちろん、食べないでいる方々の健康状態は何も問題ありません。
あなたの中から、「食べなければ生きていけない」という思い込みを、「食べなくても生きていける」というふうに変えられれば、あなたも食べないでいられるようになるんです。
食べないことは健康にもいい
現代人の病気の多くは、食べ過ぎから来ています。
糖尿病、心臓病、がん…いずれも体内の余剰物資が原因からきています。
食べ過ぎないことで、体に糖や脂肪が余らなくなり、体に悪さもしなくなります。
食べないことで、病気にならなくなるんです。
「腹十二分で医者足りず」「腹八分で医者いらず」とも言われています。
昔の人は食べ過ぎることの危険性をすでに認識していました。
腹十二分…つまり満腹まで食べれば、病気の治療は追い付かずどんなに医者がいたところで足りない。
しかし、腹八分で抑えれば医者など要らないのです。健康のままでいられるようになります。
さらに、「腹六分目で老いを忘れる」「腹四分目で神に近づく」とここまで言われています。
イエス・キリストやブッダも断食をし、食を節する中で悟りを開いています。
食べないという行為には、神秘的な効果すらもたらすのかもしれません。
食べないことで美しくなる
食べない人は、若々しく、肌もみずみずしいです。
それは食べないことで長寿遺伝子が活性化し、さらにオートファジーにより細胞のリサイクルが進むからです。
オートファジーとは自食作用といい、細胞が細胞を食べる現象をいいます。
このオートファジーにより、古くなった細胞はどんどん自食され、新しい細胞へと生まれ変わっていきます。
その効果により、全身の細胞が新しくなり、新陳代謝も損なわず若返っていくのです。
このオートファジーを加速させるのが体を飢餓状態にすること。つまり食べないことです。
飢餓状態といっても、何日も絶食するような必要はありません。半日(できれば16時間)以上食べないだけで体を一時的な飢餓状態にできます。その半日という期間も、睡眠の時間を含めれば意外と簡単に達成できます。
例えば、夜8時までに夕食を終えたとしたら、朝食を抜いて翌日の昼食を12時にとるだけで16時間空けたことになりますね。これだけでもOKなんです。
1日1食の実践者
食べないといえば、1日1食という食事法ですね。
1日1食を実践している有名人は多いです。
斎藤工、藤原竜也、高橋一生、福山雅治、タモリ、内村航平といった方々が1日1食を実践されています。
引用元:斎藤工、藤原竜也も。1日1食で生きている男性有名人たち
いずれの方々も肥満とは無縁の体型をしています。
また、1日1食でも青汁しか飲まないという方もいます。
森美智代さんという方は、10年以上1日1杯の青汁だけで生きている方です。
「食べない生き方」という著書も発行されています。
どうして1日1杯の青汁だけで生きていられるのか、その詳細も本著にて解説されています。興味のある方は読んでみてください。キーワードは「牛」です。
また、インドには70年という驚くべき期間一切食べないで生きている人物もいます。
70年前から食べ物も飲み物も摂取していないという83歳のインド人ヨギ(ヨガの聖者)について、体の仕組みを15日間にわたって調査したインドの科学者たちが、観察期間が何事もなく終了したことに仰天している。
引用元:70年断食の印ヨガ聖者、科学者も仰天
これはかなり特殊な例ではありますが、人間の体のすごさを実感しますね。
ぼくの1日1食
ぼく自身も1日1食を実践しています。
ぼくは現在身長169.5㎝に対し、体重56kg、BMIは19.49で普通体型です。
1日1食を実践してわかることは、太ることもないが痩せすぎることもないということです。
これは最近のぼくの1食です。
- 生野菜サラダ
- カブと人参の漬物、梅干し
- 玄米ご飯(1/3合)
- わかめとしみ豆腐の味噌汁
- 鶏ささみ2切れ
生野菜には自家製ポン酢(砂糖なし)と地元産の無添加エゴマ油をかけています。
毎日こんな食事を1日1食としています。野菜多め、タンパク質ちょっと、炭水化物ちょっとな食事です。
ぼく自身はもともと肥満体型というわけではありませんでしたが、少し腹回りの肉がつまめるなという感じでした。その頃の体重は64㎏ほどで、標準体重でした。
しかし30歳をむかえて健康が気になりだし、少しずつ食べる量を減らしていきました。
ご飯の量を少しずつ減らし、そして朝食をやめるようになり、そして今は夕食も抜いて昼食だけを食べるようにしています。
ご飯の量を減らしている段階から体重は減り始めていました。しかし、56㎏まで減ると、それ以上は減らなくなったのです。サウナ後で水分が出た後ですと54㎏台になることもありますが、基本は56㎏。
運動もしていますが、ダラダラと滝のように汗をかき、ゼエゼエと息を切らせるような激しい運動はしていません。散歩やジョギング、自宅での自重筋トレのみです。それも1日30~40分程度で、ちょっと休むだけで息が整う程度のかるいもの。
運動をしているからやせているということもありません。単純に、食べないだけです。
1日1食の疑問・不安
ここからは1日1食の疑問・不安についてお答えします。
Q.1日1食だと老ける?
老ける原因は1日1食ではありません。
むしろ1日1食にすれば、長寿遺伝子が活性化し、若返ります。
老ける原因は、糖質です。
せっかく1日1食にしても、食べやすい糖質メインの食事にしてはタンパク質やビタミンといった細胞の再生に必要な栄養素が少ないです。そのため、肌が活性化せず、ハリが無くなって老けたように見えてしまいます。
Q.1日1食は体に悪いという情報いっぱいなんだけど本当にいいの?
さて、1日1食は体に悪いといっている方は一体誰でしょう?
医者?栄養士?食品メーカー?
彼らは食べてもらわないと仕事がない人たちです。
医者は食べて病気になってもらわないと仕事がありません。
栄養士は何を食べるか聞いてもらわないと仕事になりません。
食品メーカーは食べ物を買ってもらわないと儲かりません。
彼らは食べることを前提にした仕事をしています。
そんな彼らが、『食べない』ことを推奨するわけがありません。
私が受診した医師の中には、朝食は食べないといったら、「菓子パンでもいいので食べなさい」と言ってきた人がいました。糖質の塊でしかない菓子パンを食べることを推奨する医師を、どうして信じられるでしょうか。
Q.1日1食で失敗した人もいる
1日1食は1日にして成らずです。
1日3食の人がいきなり1日1食にしますと、身体はそれまで摂取されるはずだった栄養をもとに動いていますので、当然エネルギーが不足します。
起きやすいのは低血糖の症状です。体がだるい、気力がわかない、集中力の低下といった症状です。
1日1食にするのは長い目で、ゆっくり時間をかけて食べる量を減らしていくことが重要です。
前述した森美智代さんは、青汁1杯の食生活になるまで12年もの間試行錯誤を繰り返しています。
ぼくも、1日3食から1日1食になるまで3年かけて減らしていきました。
決して、「1日1食がいいのか、じゃあ明日から1日1食だ」はダメです。
こちらの記事は実際にぼくが1日1食にするまでどんな風に行ったかをまとめています。
最後に
30代男子が痩せる方法として「食べない」について解説しました。
ぼくが食べない方法を推すのは、ただ痩せるからだけではありません。
健康という人生における最大のメリットを得られるからです。
せっかく痩せても不健康な体では意味がありません。不健康な体では、デートも満足に楽しめなくなります。
痩せることができる、健康にもなれる。
ぜひ、「食べない」をあなたのライフスタイルに取り入れてください。
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